レッスン(教えるほう)
今、自分の声楽家としての演奏活動の他に、
(偉そうに(笑))何人かの生徒さんに個人レッスンをさせて頂いたり、
合唱団のボイストレーニングや、指導に伺わせて頂いています。
年齢はまちまちで、
下は幼稚園の年長さんくらいから、大人の方まで様々です。
ジャンルに関しても、クラシックの声楽はもちろんですが、
ミュージカルをやりたい方や、
小さなお子さまに関してはリトミック風?なこともします。
そうすると、
「それぞれ年齢やジャンルが違う方々にどんなレッスンをするのか」
という質問をされることがあります。
どんな方のレッスンでも、私が共通してお伝えしていることは
呼吸
です。
どんなに小さな子どもでも、
「大きな息すって〜、いっぱいはいて〜」
これは通じます
もちろん、大人の方にこんな説明の仕方はしませんが(笑)
それから、共通してお話することは、
自分の身体の変化を観察すること
よく言われることですが、
声楽は身体が楽器
ピア二ストやヴァイオリ二ストなど、いわゆる楽器を演奏する方々だって、
演奏するときは身体も楽器の一部になりますが、
声楽家は常に自分の楽器と一心同体。
しかも、外に出して手にとることができません。
決して普段の生活から神経質になれというわけではなく、
息を吸ったときにどこがどうなったか、
とか、
ある部分に力を入れたらどうなったか、
とか、
全部わからなくてもよいので観察してみて下さい、
というお話します。
レッスン中に、生徒さんの身体の中をパカっと開いて見て直すこともできないし、
私の身体の中をパカっと見せることもできないので…。
こんな偉そうに言っていますが、
私も自分が習うことしかしていなかった時は、感覚的にしかわかっていなかったので、
悪く言えば、常に偶然の産物みたいな歌を歌っていました😅
指導する立場になってみて、
自分の身体の仕組みが気になって、改めていろいろ気づくことがたくさんあります。
そして、自分の身体をいかに効率よく使う為にはどうしたらよいのかが気になって、
最近は身体のメンテナンスやセルフケアの方法を教えて頂きに行ったりすることも
その事についてはまた今度♪
偉そうにレッスンなんてしてますが、
実は生徒さんから私が教わっていることのほうが多いと思います。
ということで、
私と一緒に声について勉強してくださる方、
お気軽にご連絡ください♪
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